転職前に病院に潜入調査をしよう

一般企業に勤めるビジネスマンが転職するとき、転職先の企業についてはネット・書籍からの情報、もしくは知人からの口コミなどに頼るしかないのですが、看護師の場合は異なります。転職を考えている病院に行って、院内の様子を観察することが出来ます。場合によっては入院患者や、介護を受けている方に直接話しかけて、看護師さんたちの働き方や忙しさを知ることが出来るのです。転職を考えている看護師さんは、病院に私服で訪れてみて、そこで働いている看護師さん・お医者さんの働き方を事前に見ておきましょう。

 

特に介護施設で働く場合、施設によって患者の扱いが天と地ほどに差があります。オムツ交換が1日に3回しかせず、悪臭が漂う施設がある一方、毎日決まった時間に交換する「定時交換」ではなく、オムツがぬれた場合はすぐに交換する「随時交換」を行っていて常に清潔なオムツに交換してあげる施設もあります。

 

患者さんたちの間でコミュニケーションが盛んな現場では笑い声が絶えないですが、出来るだけ看護師の負担を減らして儲けようとしている病院では、患者をベッドに縛り付けて(抑制と呼びます)薬漬けにしている現場もあります。中には、ナースコールの電源を切っているような(酷すぎますね)現場すらあるのですから、出来れば曜日や時間をかえて現場を訪れるのが良いです。

 

看護師さんは売り手市場

日本では、いつの時代も看護師さんが不足しています。病院では「看護師さん募集中」の張り紙を見かけますし、看護師さんが足りないという雑誌の記事もよく見ます。医療技術者の有効求人倍率の推移を見てみましょう。

看護師求人ナースONE

 

保健師、助産師、看護師の有効求人倍率が年々上昇していることがわかります。「有効求人倍率」とは、公共職業安定所(ハローワーク)に申し込まれている求職者1人に対する求人数の割合のことですから、看護師の求職者が足りていないことがわかります。